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Whole Museums

The Next Generation Museum Protocols

あらゆる知の存在を認め、その価値を見出し、円滑に代謝させる社会は可能か。 人間が築き上げてきた文化的財を担う基盤は、そのためにどう生れ変わるべきか。 時を跨ぐヴィジョンと新しい文化経済に向けて、「Whole Museums」は自律分散システムとしてミュージアムを再構築します。

現状のミュージアムは、中央集権化された殿堂として管理対象の恣意的な選別や価値判断を行い、税金に依存し過ぎた経営や、暴走する市場に従属し策定される不公正なルールなどによって、自律性と柔軟性を失い続ける負の循環に陥っています。業界の閉鎖的な運営や肥大化する歪な権力は、技術革新や新しい表現といった時代の風を拒み、全うすべき継承と分配の使命すら危機的な状況へと追い込んでいます。

我々はこれらの構造的な欠陥に起因する諸問題を踏まえ、暗号通貨やブロックチェーンなどの情報技術を用いることで文化経済の再構築を試みます。価値創出者による自発的な資産運用を促し、その社会還元の対価を得るための評価システムを設計します。新しいインセンティヴ機構では、市場とミュージアムは分断を越えて同期され、運用の透明性や持続可能な新規技術開発の必然性がプロトコルのレベルに仕込まれるシステムとなるでしょう。そしてミュージアムという語の意味を、特定の機関に限定するものとしてではなく、その存在や役割として、望む全ての人々が自らで担えるように更新することを目指します。

次世代のミュージアムとは、文化にまつわるプロトコルを先導する存在でなければなりません。 これからの世界において、知とは、文化とは、価値とは、どうあるべきか。共に考え、変えていくための契機を技術によってつくります。
- Whole Museums Task Force -
D E C E N T R A L I Z E D - A P P L I C A T I O N - F O R - A R T S
頑強で追跡可能な公証

あなたの文化的財を公的なブロックチェーン上に登記して証明書を発行します。たとえばクリエイターが作品を登記することで、その著作権の帰属や所有権移転の履歴確認などの運用を、半匿名性を保ったまま行うことができます。

拡張された追及権の実装

追跡可能な証明とスマートコントラクトによって、文化的財利益の自動分配が可能になります。たとえば、文化的財の所有権が転売されるたびに、その利益の一部がクリエイターやプライマリー・パブリッシャーに自動的に送金されます。
*追及権とは、セカンダリー市場での転売の際に著作者や相続人などが一定の割合での利益を徴収できる美術作家保護目的の譲渡不能な権利で、主にヨーロッパで運用されています。

ハイブリッド・リーダブルな新しい権利の開発

プログラマブルな契約であるスマートコントラクトは、電子資産の自動取引による新しい可能性を示しました。これから開拓が期待される、コンピュータが運用主体として混在する経済圏の中で、著作権や所有権など文化的財の権利はどのように変化すべきか。20世紀の資本家主導の反省を踏まえ、公益の観点から開発や検証を行います。

多様化するあらゆる表現形式の一般記述法の策定

人間が扱いうるあらゆる表現形式に、アーカイヴ技術は対応しきれていません。芸術作品という区切りの中ですら、印刷物や彫刻だけでなくコンピュータ・プログラムや一回性の無形現象といった様々な表現形式が見られ、特に新しいメディアほど未対策のまま、それに付随して市場の形成も困難となっています。この問題を克服し、文化的財を運用するための技術を開発します。

新しい評価システムによるインセンティヴ設計

誰もが自らの文化的財を活かせる社会へ。あなたの物や知識を社会に還元することで、それに相応しい報酬を得られるような文化的財流通と評価システムの設計を目指します。

文化財の観光産業

WMの応用事例として挙げられるものの一つが観光産業です。現在、多くの文化財は保管や権利関係の摩擦により資産として上手く運用されておらず、税金で救済される対象となっています。しかしそれらは歴史により築かれた代替不可な資産であり、技術支援次第で価値創出が可能なものたちです。WMは情報技術の観点からこの問題に参入します。

次世代の公共へ

使い方はあなた次第で、あなたのデータや成果はあなたのものです。WMはデータや市場の独占、ユーザーの囲い込みを行う営利プラットフォームではなく、様々な文化的財業務を次の段階へと移行させるネットワークです。たとえば、博物館や美術館、ギャラリーやアーティストが日々の業務を効率化したり、新しいビジネスモデル構築のために使うことができます。また特定分野における専門的な知見を持ちつつも制度的な不備によってそれを活かせない場合、新たなミュージアムを自律的に運営することができます。

利用無料

WMの利用手数料は無料です。寄付による持続可能な開発と運用を模索します。
*ブロックチェーン自体の使用料がわずかにかかります。(EthereumであればコントラクトのGas)。

テスター募集の際、こちらでご案内します。

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WMは非営利で公益を目的とした事業です。
DAOでの持続可能な組織構成と財団化を目指しています。
WMはオープンソースを目指しています。
開発初期の間はクローズドで進め、ベータ版以降で公開します。現在は主に美術関係の専門機関と実証実験を進めています。
WMはアルファ・バージョンです。
ただいま試験運用と開発中です。 現在のα版では、Ethereumを主として、予備的にBitcoinのブロックチェーンを使用しています。今後は別の基盤技術へと移転する可能性があります。